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さちこ

母の湯たんぽ、今夜は二つ

2012-02-06 · カテゴリ: 日常

月曜日、仕事が終わってから、母のところへ寄ってきました。外は朝から雪で、夕方には道の端に、まだ新しい雪が重なっていました。

86歳の母は、実家で一人暮らしです。玄関を開けると、居間の石油ストーブの前で、背中を丸めて座っていました。「雪の日は、足が冷えてねえ」と言いながら、膝にはひざ掛けが二枚。先週、私が持ってきたものと、前からあるものを、重ねています。

台所の隅にあった湯たんぽを、探し出してきました。お湯を入れて、タオルで包んで、布団の足もとへ。母は「ひとつで足りるのに」と笑っていましたが、念のため、もうひとつ作って置いてきました。使わなければ、朝まで私の分の湯たんぽだと思えばいいのです。

帰りがけ、窓から外を見ると、朝日ヶ丘神社の鳥居の上にも、雪がふんわり乗っていました。母は玄関まで出てきて、「気をつけて帰りなさいよ」と手を振っていました。看護師の私に、そう言うのです。86歳の母から見れば、私はいつまでも、雪道を心配される子どものようです。

母実家冬

コメント

とみさん 2012-02-08
タオルで包んだ湯たんぽ、やさしい温かさですね。お母さん、きっと朝までぬくぬくです

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