はじめてのパッチワーク、ポーチができました
教室に通い始めて二か月、ようやく最初の作品ができあがりました。手のひらより少し大きいくらいの、小さなポーチです。
先生に教わった通り、布を三角に切って、一枚ずつ縫い合わせました。縫い目がまっすぐにならなくて、何度かほどいてはやり直しました。それでも、小さな三角が並んで四角になったとき、思わず声が出ました。青と黄色の小花の布は、自分で選んだものです。縫い目はよく見るとがたがたですが、そこも含めて、かわいく見えてしまうのが不思議です。
夜、居間で仕上げの糸を始末していると、夫が新聞の向こうから「何を作ってるの」と聞きました。「ポーチ」と答えると、「ふうん」と言ったきり、また新聞に戻りました。でも、しばらくして、そっと覗き込んでいたのを、私は知っています。
病院の仕事は針とは違う指づかいなので、不思議と気分が切り替わります。明日は、さっそく外来にお守りがわりに持っていって、ロッカーに入れておくつもりです。次は、母に小さな針山を作ってあげようかなと考えています。
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