冷凍庫の肉じゃがを、一人で食べた
今日は木曜日で、朝から霧雨でした。四軒まわって、最後の訪問を終えたのが夕方四時すぎ。そのまま、実家に寄りました。
母は台所で、洗い物をしていました。父が亡くなってから、母は毎日きちんとご飯を作っています。ただ、作る量がなかなか減りません。以前の分量のまま作ってしまうそうです。冷凍庫を開けると、保存袋に入った肉じゃがが、四つも出てきました。
「持って帰る?」と聞かれたのですが、せっかくなので、その場でレンジで温めて、いただきました。じゃがいもは少し煮崩れていて、甘辛い味がよくしみています。父は、この肉じゃがが好きでした。何も言わずにおかわりをしていた姿を思い出して、箸が少し止まりました。
母は向かいに座って、お茶を飲みながら「味、濃かった?」と聞きます。「ちょうどいいよ」と答えると、目を細めて笑いました。一人分の鍋は、かえって作りにくいのだそうです。
帰りに、残りの三袋をもらってきました。夫は、今夜の夕飯に出すと言っています。明日の夜も、肉じゃがです。もなかが、袋のにおいをずっと嗅いでいましたが、猫にはあげられません。
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