母の「ついでに」は、ついでじゃない
仕事帰り、実家に寄りました。母から「ちょっと寄れる?」とメールが来ていたからです。小雨の中、自転車をこいで行きました。
用件は、「ついでに渡したいものがある」とのこと。玄関に入ると、紙袋が3つ並んでいました。ついで、というには多いです(笑)。中身は、タオル、ティッシュのまとめ買い、洗濯用洗剤、それに、使っていない小鍋。一人暮らしだと、地味に助かるものばかりです。
母はお茶を入れながら、ずっとしゃべっていました。パート先のレジで常連さんに声をかけられた話、父が靴下の左右をまちがえて出かけた話。父は隣で「そんなことはない」と言い張っていましたが、足元を見たら、本当に色がちがいました。笑ってしまいました。
帰り際、母が「ごはん、ちゃんと食べてる?」と聞きます。「食べてるよ」と答えたら、「ほんとに?」と、もう一度。ほんとです。ただ、鍋のふたを買い忘れていたので、小鍋の話はそこで終わりました。
自転車のかごに、紙袋を3つ。帰り道、坂の途中の西町緑道の入り口で、袋が1つ落ちかけました。母のついでは、持って帰るのも一仕事です。
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