FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 寄り道ノート

しゅん

母の電話は、だいたい十分で終わらない

2020-04-17 · カテゴリ: 日常

金曜の夜、母から電話がきた。用件は「マスク、足りてる?」だった。

足りてはいない。ただ、在宅の日が増えたので、減りも遅い。そう言うと、母は「布のを作ったから送る」と言った。国から配られるという布マスクを待つより早いらしい。たぶん本当に早い。

父は、まだ普通に出勤しているそうだ。「あの人は危機感がない」と母は言う。電話の向こうで、父が何か言い返した気配があった。内容は聞き取れなかったが、声の高さで大体わかる。

妹は大学が始まらなくて、家でずっと課題をやっているらしい。「あんたも少しは見習いなさい」と言われた。何をだ。こっちも毎日パソコンの前に座っているのに。

帰省は、しばらく控えることにした。母は「そうだね」と言ったあと、少しだけ黙った。こういう間は、電話のほうが目立つ。

十分くらいのつもりが、気づけば四十分。切ったあと、部屋が静かだった。ロードバイクのチェーンが、壁際で光っていた。明日は近所を軽く走る。

実家母雑記

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

« どんど焼きの煙に、お札を預けてきた六時の県道は、貸し切りだった »

カテゴリ・タグ

カテゴリ日常(455)
タグ日常息子母節約雑記実家近所夫育児職場行事休日自転車新生活おでかけ家族友だち夏冬秋音楽通勤日曜日もも大学貯金スーパー睡眠勉強受験