FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 墨つぼと低い山

きづち

人のいない山で、杉の枝打ちの跡を見た

2022-04-06 · カテゴリ: 日常

水曜ですが、工務店の現場が資材待ちで止まっていて、半日だけ空きました。材料の入荷が遅れる話は、この二年ですっかり珍しくなくなりました。腰を伸ばしがてら、午後から近所の低山に行ってきました。

前の二日は雨で、登山道は少しぬかるんでいました。この日はくもりで最高気温が19.5℃、歩くと汗ばむくらいです。標高は300mほどで、登り口から山頂まで1時間もかかりません。それでも、すれ違った人はゼロでした。聞こえるのは自分の足音と、鳥の声くらいです。マスクは登り口で外して、ポケットに入れました。人がいない山では、これだけで呼吸が楽です。

中腹に杉の人工林があって、ここで足が止まりました。幹の下のほうに、枝を落とした跡が丸く残っています。枝打ちは、節のない柱や板をとるために、若い木のうちに下枝を切る作業です。跡がきれいに巻き込んで塞がっている木は、きちんと手入れされてきた木です。この巻き込みの下には、節のない材がとれるはずです。柱一本で言うと、節のあるなしで値段が倍近く変わることもあります。

逆に、枝を落とさないまま放っておかれた区画は、幹の中まで節が入っています。気の毒ですが、大工の目で見るとそうなります。そんなことを考えながら歩いていたら、右の腰がじんわり重くなってきました。山頂のベンチで10分ほど座って、持ってきたお茶を飲みました。下りは膝にきます。膝より、腰をかばって歩くほうに気を使いました。

人のいない山は、手入れされた木と、そうでない木が、そのまま見えます。仕事の目で山を見ると、休みになりきらないのですが、これはこれで楽しいものです。

山歩き山大工仕事

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

« 無観客の画面越しに、ボールの音を聞いた血圧の数字を、初めて真剣に見た »

カテゴリ・タグ

カテゴリ日常(1277)
タグ日常家族仕事母息子雑記行事近所実家体調冬夫職場ごはん育児節約夏秋失敗おでかけ日曜日畑休み休日猫自転車長女健診友だち新生活