五月の末に、港の祭りの幟を見た
朝6時に、港まで歩いた。くもりで、気温は15℃ほどだった。出勤前に海を見るのが、このごろの習慣になっている。
八幡さまの前を通ると、境内に幟が立っていた。数えたら全部で12本あり、昨日までは見なかったので、たぶん夜のうちに氏子の人が立てたのだろう。来月に祭りがあるらしい。父に聞くと、準備は毎年この時期から始まる、と言った。
幟の根元には、砂袋が置いてあった。この朝の風は最大でも8.7km/hほどだったが、それでも袋を置く。理由は、たぶん前に一度、強い風で倒れたことがあるからだ。几帳面というより、経験の話である。
帰りに通った石畳は、少し濡れていた。前の2日が霧雨だったせいだろう。手を合わせたのは30秒ほどだった。祖父は、この祭りの日だけは網を休んだ、と祖母が前に話していた。
ところで、駅前ではマスクをつけた人が増えて、薬局の棚は空いたままだった。うちの母は、まだ在庫が2箱ある、と言っていた。祭りが無事にあるかは分からないが、まあ、幟が立った以上は、あるはずだ。
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