タレ皿ひとつで戦争した
は?タレの皿くらい、すぐ洗えばいいじゃん。
ゆうべは金曜で、家で餃子焼いたんよ。焼くのは陽ちゃん担当。悔しいけど、陽ちゃんが焼くと羽根がフライパンの形のまんまパリッと一枚で剥がれて、真ん中にもやし盛ったら完全に優勝なの。あたしが焼くと羽根が三分割くらいになって、いつもどっか焦げる。なんで?同じフライパンだに?※個人の感想です。
で、食べ終わって、陽ちゃんは「酢と油は水に浸けといたほうが落ちる」とか言って、タレの小皿をシンクに沈めたまま風呂行こうとしたんだに。こっちは土曜の予約びっしりで今日も十時間立ちっぱで、えらいのに、朝そのぬるっとした皿を見るの、あたしだでね?マジ無理。ラー油の膜が浮いた水とか、完全に事件現場だら。「ぶっさらうぞ」って言ったら、陽ちゃんが真顔で「どこを」って聞き返してきて、そこ冷静に聞くとこじゃないだら草。
笑いそうになったけど、笑ったら負けな気がして、そこから無言。
残ってた餃子六個を、二人で無言で食べた。三個ずつ。きっちり。こういうときの陽ちゃん、箸で数えてから取るんよ。几帳面か。テレビはどうでもいい通販番組で、羽毛布団が今だけ半額だった。もやしの最後のひとつまみだけ、どっちも手ぇ出さなくて、皿の真ん中に取り残されてた。もやしかわいそう。
ごちそうさまも言わんで、陽ちゃんが「ちょっと、なみおと行ってくる」って車の鍵持って出てった。夜の九時。は?逃げた?と思ったけど、陽ちゃん、頭冷やしたいときにサウナ行く人なんよね。頭冷やしにサウナって熱いとこ行くの、意味わからんくない?でもあたしも同じことするで、なんも言えん。
で、あたしが洗った。結局。
洗剤が、指のさかむけにしみる。今月カラー多かったで、右の人差し指の横がぱっくり割れとって、そこにラー油がしみて「いったぁ」って一人で言った。誰も聞いとらん。皿を拭いて、ついでに体重計乗ったら55.4だった。餃子のせいにした。いや六個しか食べとらんけど。三個か。
お母さんからLINE来て、ポン太がこたつの中で白目むいて寝とる写真。「ポン太しか勝たん」って返した。今のあたしの味方、ポン太だけ。
十時半に陽ちゃん帰ってきた。
玄関あけた瞬間に、なみおとのシャンプーの匂いと、ほっぺが真っ赤な陽ちゃん。眼鏡が曇っとって、レンズ真っ白で前見えとらんのに、手にちっちゃいビニール袋さげて立っとった。中身、なみおとの売店の蒸しプリン。二個。あたしが毎回「帰りに買う」って言って毎回売り切れとるやつ。
「……ごめん。皿」
曇った眼鏡のまま言うで、どこ見て謝っとるかわからんの。もうダメだった。あたし、玄関で爆笑した。いつもの声で。陽ちゃんが慌てて「隣」って小声で言って、ドア閉めた。あたしの笑い声、たぶん三階じゅうに響いとった。お隣さんごめんなさい。
台所の床に座って、プリン食べた。スプーン一本しか出してなくて、陽ちゃんが二本目取りに立つの面倒がって、交互に食べた。カラメルが苦めで大人の味。あたしの口の端についたのを、陽ちゃんが親指でとって、そのまま自分で舐めた。
……ここで、ちょっと、どきっとした。付き合って三年半、同棲一年でまだどきっとする自分、えらいと思う。
でも布団入ったら、仲直りしたくせに妙に照れくさくて、背中合わせ。
10月の終わりの夜って、足が冷えるじゃん。あたし冷え性で、美羽がサウナで言っとったんだけど、寒いと体は真ん中の大事なとこ守るのに必死で、手足の端っこは後回しにするんだって。だで足が冷たいのはあたしのせいじゃなくて、体の作戦なんよ。
で、意地張ってたのに、その作戦のせいで冷え切った足の裏を陽ちゃんのふくらはぎにぺたって当てたら「冷た」って小さく言って、そのまま足で挟んでくれたんよ(早口)陽ちゃんサウナ帰りでまだ体がぽかぽかでふくらはぎが湯たんぽみたいでそっから黒ぶち眼鏡を外すカチャって音がして暗い中で寝返り打ってきてあたしの前髪よけてくれてくせ毛がシーツの上でくるくるほどけて息がおでこにかかって首のとこを指でなぞられたらもうケンカの内容とかどっか行った…以上、語りでした。
…って、いつもならここで終わらすんだけど。今日はもうちょい書く。照れるで、読み飛ばしてもいいでね。
首のとこ。耳の下から、鎖骨の上のへこんどるとこまで、陽ちゃんの人差し指が一本、すーっと降りてった。陽ちゃんの指、図面引くとき三角定規おさえる指で、関節がごつっとしとって、でも先っぽだけやたらすべすべなの。あたしの指はカラー剤とシャンプーでガサガサで、毎晩ハンドクリーム塗っとるのに追いつかん。だで、陽ちゃんの背中さわるとき、ささくれがTシャツの生地にひっかかって、しゃり、って小さく鳴る。それがいつも恥ずかしい。
でも陽ちゃんは、そのガサガサの手を、取って、指を一本ずつ、自分の口元に持ってって。割れとる人差し指のとこで止まって、そこに、そっと唇つけた。ラー油しみたとこ。
「痛い?」
「……ちょっと」
痛くなかった。嘘ついた。もうちょいそうしてほしかったで。
部屋は、カーテンの隙間から入ってくる街灯の光が一本だけ。風でカーテンがゆれるたびに、その白い線が、陽ちゃんのほっぺから肩のとこまで、行ったり来たりする。窓の外は寒いのに、部屋の中は陽ちゃんのサウナの熱がまだ残っとって、窓ガラスが下のほうから白くくもりはじめとった。あ、これ、明日拭くのあたしだな、ってちょっと思った。思っただけ。
陽ちゃんが、あたしのうなじに手をまわした。ボブの、えりあしの短いとこ。くせ毛が一番強く出るとこで、中学のとき男子に「ワカメ」って言われたとこ。そこを、指の腹で、毛の流れと逆に撫で上げられた。ぞわぞわって、首から肩、二の腕の内側まで、鳥肌が一気に降りてった。
「髪、色変えた?」
「先週だに。暗めのオリーブ。気づくの遅っ」
「暗くてわからんかった」
「今も暗いじゃん」
笑ったら、陽ちゃんの息もふっと笑って、それがえりあしにかかって、またぞわっとした。
キスは、プリンの味がした。カラメルの、ちょい焦げた苦いとこ。あと、なみおとのシャンプーのミント。陽ちゃん、唇がうすくて、最初はいつも遠慮がちなんよ。そっと押しつけて、離れて、また押しつけて。三回目くらいで、下唇をやわく挟まれた。そこからだんだん、遠慮が、なくなってく。
口の中があったかくなって、とろっとして、唇の端からひとすじ、あごのほうへ伝った。ニキビあるとこ。生理前でちょうど一個できかけとるとこ。そこを陽ちゃんの親指がぬぐって、ぬぐったあとがひやっとして、うわ、ニキビ触られた、ってそこだけ急に冷静になった。
Tシャツは、陽ちゃんが脱がせてくれた。脱がせるとき、首のとこで引っかかって、あたしの顔がTシャツの中に閉じこめられて、「ちょっ、見えん見えん」ってもごもごなった。陽ちゃん、真面目な顔でゆっくり引っぱるで、余計に出てこれんの。やっと顔出たら、髪が全部静電気で逆立っとった。陽ちゃん、肩ふるわせて笑っとった。
あと、ショートパンツ脱がされたとき、陽ちゃんがそれを、たたんだ。暗い中で。半分に折って、もう半分に折って、枕元に置いた。
「今それ要る?」
「しわになる」
「しわしわでいいだら!」
ほんとこの人、几帳面のスイッチ切れんの。設計士ってみんなこうなん?……でも、ゴムがのびのびの、毛玉だらけのパンツだったで、正直たたんで隠してくれてちょっと助かった。
陽ちゃんのTシャツは、あたしが脱がせた。こっちはべろーんて一気に。紺のTシャツ。陽ちゃんの服、紺とグレーしかないで、どれ脱がせても同じ。
肌と肌が、ぴたって、重なった。
陽ちゃんはサウナ帰りで、体の芯がまだぽかぽかしとって、あたしは足以外もわりと冷えとった。触れたとこから、陽ちゃんの熱がじんわり移ってくる。胸とおなかのとこで、二人の体温がまざって、だんだん、どっちがどっちの熱かわからんくなる。
で、おなか。あたしのおなか。
陽ちゃんの手のひらが、脇腹からゆっくり上ってくるとき、おなかのとこで一瞬だけ、手がふわって沈んだの。ここ一年でついた、餃子とプリンの層。思わず息吸って、おなかへこませた。
「なんで息止めとるの」
「止めとらんし」
「止めとる」
「……55キロだもん」
って言ったら、陽ちゃんがそのおなかに、顔をうめた。で、ぶーって息吹いた。おへその横で。
「やめっ……ちょ、くすぐったいっ……!」
また爆笑。陽ちゃんの頭を両手でつかんで、「隣!隣!」って今度はあたしが言った。枕に顔おしつけて声殺した。枕カバーがよだれで湿った。最悪。でも陽ちゃん、顔上げたとき、子どもみたいな顔で笑っとって、あ、これ見れるの世界であたしだけだら、って思ったら、おなかとかどうでもよくなった。尊い。
そっから、ちょっとずつ、笑い声が、小さくなってった。
陽ちゃんの唇が、おへそから、上に戻ってく。みぞおち、胸のあいだ、鎖骨のへこみ。さっきあたしが笑って汗かいたとこを、一個ずつたどってく。唇が通ったあとが、エアコンの風でひやっとして、ひやっとしたとこに、また息がかかる。あったかい、つめたい、あったかい。それの繰り返しで、頭がだんだん、ぽわーっとしてく。
背中に手が回る。首のつけねから、背骨のくぼみに沿って、一個ずつ。陽ちゃんの指、背骨の数かぞえとるんじゃないかってくらい丁寧で、腰のちょい上のとこで止まった。そこ、汗がたまっとった。指がぬるっとすべって、すべったとこから、あったかいのが腰の奥のほうへ、じわじわ降りてった。
膝の裏。太ももの内側。陽ちゃんの手、長いんよ。足も長いで、セミダブルだと膝が余る。その長い腕が、あたしの脚をすくうみたいに、膝の裏からゆっくり持ち上げて。膝の裏、汗でしっとりしとって、陽ちゃんの指が吸いついて、離れるとき、ちいさく、ぺたって音がした。
体の奥のほうが、ゆるんでくのがわかった。
あれ、サウナの二セット目、なんよ。一セット目はまだ体が様子見で、汗もじわじわなのに、二セット目に入ったとたん、毛穴が全部一気にひらいて、内側からぶわっと湧いてくるやつ。止めようと思っても止まらんの。あったかくて、とろっとして、あふれてく。陽ちゃんの指がそれに気づいて、暗い中で、ふって小さく息のむ音がした。
恥ずかしすぎて、陽ちゃんの首に顔うめた。うめたら、陽ちゃんの首も汗でしっとりしとって、なみおとの石けんの匂いの下から、陽ちゃんの匂いがした。この匂い、沼。一生ここ住める。
陽ちゃんが、枕元の引き出しに手をのばした。ちっちゃい包みの擦れる、かさって音。
さっきたたんだパンツの横で。
そのとき、ほんの一瞬だけ、思っちゃったんよね。来年の今ごろ、これ、もう使っとらんかもなあ、って。式場見学の予約、来月入れたし。積み立ても、二人で三万ずつ、半年続いとるし。
……って思った自分に、顔から火ぃ出た。暗くてよかった。
陽ちゃんが、あたしの上に戻ってきて、おでこに、おでこくっつけた。眼鏡ないで、陽ちゃんの目がいつもより近くて、まつげが長い。くやしい。あたしマツパしとるのに。
「沙耶」
って、下の名前で呼ばれた。ブログでは「さやっぴ」だし、陽ちゃんも普段「さや」なのに、こういうときだけ、ちゃんと全部呼ぶんよ。ずるい。
陽ちゃんが、ゆっくり、満ちてきた。
息が、喉んとこで止まった。止まって、それから、ゆっくりほどけた。陽ちゃんも、すぐには動かんで、あたしのおでこにおでこくっつけたまま、じっとしとった。二人とも、変に真面目な顔して。暗いし見えんけど、たぶんそう。
最初は、揺れとるかどうかもわからんくらい。寄せて、引いて。引くたびに、おなかとおなかのあいだで汗がちいさく鳴る。シーツが背中の下でよれて、しわしわになってく。さっきの陽ちゃんなら、絶対しわ気にするのに。今はもう、気にしとらん。勝った。
で、ここで、やらかした。
だんだん波が大きくなってきて、陽ちゃんの肩につかまって、ちょっと体の向き変えたら、あたしのおしりが、半分、ベッドの端から出とった。セミダブルの、いちばん端っこ。気づいた瞬間、ぐらってなって、
「落ちる落ちる落ちるっ」
陽ちゃんがあたしの腰を片腕でがしっとつかんで、引き戻した。二人とも、ぴたって止まった。止まったまま、一秒、二秒。
で、同時に吹き出した。
陽ちゃんがあたしの肩に顔うずめて、ふるえとった。あたしも、陽ちゃんの背中たたきながら、声出さんように腹筋で笑ったで、おなか痛くなった。もう台無しだら、って思った。思ったんよ。
でも、笑い終わったら、陽ちゃんがあたしをベッドの真ん中まで、ちゃんと抱えて戻して。顔を、あたしの両手で、はさまれて。
「もう落とさんで」
って、小さい声で言った。真顔で。
それ、たぶん、ベッドの話だけじゃなかった。……と、思っとく。思っとくだけ、勝手に。
そっから、ちゃんと、真剣になった。
カーテンの白い線が、壁の上でゆれて、陽ちゃんの背中の影と、あたしの膝の影が、一個のかたまりみたいにくっついて動いとった。エアコンの音が、ある瞬間から、聞こえんくなった。冷蔵庫のぶーんって音も。陽ちゃんの息と、あたしの息だけ。
汗が、陽ちゃんのあごから一粒落ちてきて、あたしの鎖骨のくぼみにたまった。そこからあふれて、胸のあいだを、つーっと、おなかのほうへ降りてく。陽ちゃんの胸とあたしの胸が、汗でぴったり吸いついて、動くたびに、ちゅ、ってはがれて、また吸いつく。前髪がおでこに張りついて、くせ毛がくるくるのまま、汗でおでこにのりづけされとった。
陽ちゃんの指が、あたしの指にからまって、シーツに押しつけられた。ガサガサの指と、すべすべの指。関節と関節が、ぎゅって噛み合って、汗ですべって、もう一回、ぎゅって握りなおされた。
だんだん、速く、なる。
足の指が勝手に丸まって、太ももの内側がぷるぷるふるえだした。おなかが波打って、息吸っても吸っても、肺の上のほうにしか入ってこん。陽ちゃんの腰に、いつのまにか脚がからまっとって、かかとで引き寄せとった。そんなことしようと思っとらんのに。体が勝手に、もっと近いほうへ行きたがっとる。
「……よう、ちゃん」
もう、陽ちゃんの名前しか言えんくなってた。
「陽ちゃん、陽ちゃん」
ってそれしか出てこん。語彙力どこ行った。陽ちゃんも、あたしの耳のすぐ横で、「沙耶」って一回だけ、かすれた声で言った。陽ちゃんの声がかすれるの、一年に一回、カラオケで張り切りすぎたときくらいしか聞かん。
背中が、ぐうって、勝手に反った。
あれ、水風呂から出て、外気浴のベンチに座った瞬間に、頭のてっぺんから足の先まで、一気に、じわーっと、全部がほどけてくやつ。視界のはしっこが白くなって、ちかちかして、体がどこにあるのかわからんくなって、ただ、陽ちゃんの手を握っとる指の感覚だけが、ちゃんと残っとった。
ととのった。
って書くと、かずぴさんにぶっさらわれそうだけど、マジで、そうとしか言えんの。
陽ちゃんも、あたしの首に顔をうずめて、肩がぐってこわばって、長い息を一回だけ吐いて。それから、ぜんぶの力が抜けて、どさって、あたしの上に乗っかってきた。重っ。66キロ。でも、どかしたくなかった。
二人分の心臓が、胸と胸のあいだで、ずれたリズムでどくどく言っとった。あたしの方がちょい速い。陽ちゃんのは、ゆっくり、でも重い。
汗が、だんだん冷えてく。
さっきまで熱かった背中のくぼみの汗が、エアコンの風で、すーっと冷たくなる。汗って乾くときに体の熱を一緒に持ってくで、このまま寝たら絶対風邪ひくやつ。わかっとるのに、動けん。陽ちゃんの重さが、あったかくて。
窓、見たら、下から半分くらい真っ白にくもっとった。明日拭くの、やっぱあたしだな。
陽ちゃんが先に起き上がって、暗い中で、ティッシュでちゃちゃっと始末して、それをコンビニの袋にいれて、口をきゅって二回しばって、ゴミ箱の一番下に押しこんどった。二回。几帳面か。「なんで二回」って聞いたら「納まり」って言った。建築用語でごまかすな。
あたしは、バスタオルで背中と首の汗ふいて、立ち上がったら膝がかくってなって、陽ちゃんに笑われた。うるさい。
で、汗だくのまま、冷凍庫あけて、パピコ。
二人で床に座って、半分こした。ちょうど半分。パピコ考えた人、ノーベル賞あげてほしい。チョココーヒー味。汗かいたあとのパピコ、ガチで優勝。冷たいのがのど通ってって、胃のとこでじんってなるのがわかる。陽ちゃん、パピコの先っぽのとこ、ちぎったやつもちゃんと吸う派。あたしはそれ捨てる派。そこはまだ合わん。
「明日、何時から?」
「十時から指名さん。ブリーチ入りのダブルカラーで三時間コース。そのあとカット三本、昼は一時間取れたらいい方」
「じゃあ八時に起こす」
「七時半にして。前髪巻く時間ほしい」
「どうせ誰も見とらん」
「は?お客さん見るし。あたし毎日見られとるし」
陽ちゃんが笑って、パピコの空き容器を、あたしの分まで流しに持ってった。
で、戻ってきて、布団に入って、あたしの耳元で、
「皿、明日は俺が洗う」
って。いや今それ言う?ムードの締め方が解釈違いすぎて、また笑ったら、うるさいって口ふさがれた。パピコのチョコの味した。
で、今。
一時すぎ。陽ちゃん、横で寝とる。仰向けで、口がちょっとだけあいとって、眼鏡ないで眉間のしわもなくて、ほんとに中学生みたいな顔。さっき、ちょっとだけ寝言で「ちがう、そこ梁」って言った。夢の中でも図面描いとるの?こわ。
この人と、来年もたぶん、タレの皿でケンカするんだら。再来年も。ばあちゃんみたいになっても。そう思ったら、なんか、胸のとこがじんわりして、パピコより冷たくなかった。
これ書いとるあいだに、陽ちゃんの足が、ふとんの中で、あたしの冷えた足を、またはさんでくれとる。寝とるのに。
明日もサロンなのに全然寝れん💦
あと、あごのニキビ、さっき触ったら、育っとった。明日あごにニキビできたら、全部陽ちゃんのせいだでね💗
コメント
関連する記事
- 目覚ましをかけん夜(ぱんみみ)
- 靴下を片方、知らない部屋に置いてきた(まよなか)
- 着信履歴は母、送信履歴は先輩(まよなか)
- 三百二十万の夜は、ウイスキーの味しか覚えてへん(ジン)
- 死ぬ金もないので今夜も起きてる(だめお)
カテゴリ・タグ
| カテゴリ | 日記・雑記(175) 季節・行事(273) 趣味・おでかけ(695) 家族・子育て(628) 暮らし・家計(185) 仕事・学校(452) 動物・ペット(187) 体と健康(224) 世の中のできごと(18) 食・料理(182) |
|---|---|
| タグ | 雑記家族日常仕事母行事体調実家息子猫ごはん職場夫冬近所散歩育児長女夏秋節約日記日曜日失敗畑犬長男おでかけ休み休日 |
タレ皿から花火大会までの流れ、ごちそうさまです。「どこを」で吹いた。爆発してください(笑)