尾根の道で、エゾカンゾウに会いました
今日は仕事が休みだったので、友人と低山に行ってきました。朝は小雨がぱらつく空模様でしたが、登りはじめるころには雲がうすくなって、昼前にはすっかり日が差してきました。雨上がりの森は、木の葉も土も、しっとりと光っていました。
中腹をすぎて尾根に出ると、道のわきに、オレンジ色の花がぽつぽつと咲いていました。エゾカンゾウです。盛りは少しすぎているようで、咲き残りの花でしたが、緑の中にそこだけ灯りがともったようで、思わず声が出ました。友人と二人、しゃがみこんで、しばらく眺めていました。そばでは、ハクサンフウロの淡い紫も風に揺れていました。
頂上は、見晴らしのよい場所でした。ふもとの田んぼが、うすい緑の四角になって広がり、その向こうに、雨雲のなごりが白くほどけていきます。風がひんやりとして、汗がすっと引いていきました。八月なのに、ここはもう秋の入口のようです。
下りの道では、足もとの小さな花を、ひとつずつ撮りながら歩きました。帰ったら、花の色を見ながら、次のパッチワークの配色を考えてみようと思っています。夫には、「花を見に行って、花の話しかしないね」と笑われそうです。
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