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さちこ

七五三の参道で、母が足を止めました

2008-11-16 · カテゴリ: 日常

日曜日、母を連れて朝日ヶ丘神社まで歩きました。朝から霧雨が降ったりやんだりで、肌寒い一日でしたが、境内に入ると、七五三のお参りの家族連れでにぎやかでした。

千歳飴の袋を提げた女の子が、慣れない草履で一歩ずつ、ゆっくり歩いていきます。後ろでお母さんがはらはらしながら、着物の裾を直していました。男の子はというと、袴のまま砂利の上を走り回って、お父さんに呼び戻されています。濡れた銀杏の葉が、参道にたくさん貼りついていて、黄色がとてもきれいでした。

母は杖をついて、その親子の前でしばらく足を止めていました。「みかの着物はね、あんたのお下がりを仕立て直したんだったねえ」と、急に言い出したので、私も忘れていた昔を思い出しました。長女が三歳のころ、嫌がって途中で泣き出して、結局、夫におんぶされて帰ったのでした。

母の歩みに合わせて、帰りはゆっくりです。以前より、休む回数が少し増えました。それでも、「来てよかった」と言ってくれたので、来年も、またここへ来たいと思いました。夕方、実家の台所でお茶をいれて、二人で飴をひとつずつ分けて食べたら、体が温まりました。

行事母近所

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