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市民ブログ » ハンドルと句帳と低い山

こはぜ

柿が色づいてきた庭

· カテゴリ: 季節・行事

朝、玄関を出ると、庭の柿の木がうっすら橙になっていました。前の日は霧雨で、葉の先にまだ水がのこっている。最高気温は二十九度近くあったのに、実だけはちゃんと秋の顔をしとるばい。

父が脚立を出す前に、母が「まだ渋かよ」と言っていました。父は黙って実をひとつ見上げて、うなずいただけ。このふたりの会話は、昔からこんな感じです。わたしは出庫の時間があるけん、横を通って車に乗りました。

仕事のあいだ、駅待ちの車の中で句帳をひらきました。

 柿熟るる庭に脚立の立てかけて

(季語は使えたかどうか。「熟るる」の字もこれでよかったか、首をかしげています。)

帰ってきたら、きなこが縁側で柿の木をずっと見ていました。鳥が来るのを待っとるごたる。ばってん、鳥より先に、わたしの足音のほうに振り向いて、ごはんをねだられました。まぁ、よかたい。柿は来週あたり、甘くなるでしょうか。

柿俳句雑記

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