柿が色づいてきた庭
朝、玄関を出ると、庭の柿の木がうっすら橙になっていました。前の日は霧雨で、葉の先にまだ水がのこっている。最高気温は二十九度近くあったのに、実だけはちゃんと秋の顔をしとるばい。
父が脚立を出す前に、母が「まだ渋かよ」と言っていました。父は黙って実をひとつ見上げて、うなずいただけ。このふたりの会話は、昔からこんな感じです。わたしは出庫の時間があるけん、横を通って車に乗りました。
仕事のあいだ、駅待ちの車の中で句帳をひらきました。
柿熟るる庭に脚立の立てかけて
(季語は使えたかどうか。「熟るる」の字もこれでよかったか、首をかしげています。)
帰ってきたら、きなこが縁側で柿の木をずっと見ていました。鳥が来るのを待っとるごたる。ばってん、鳥より先に、わたしの足音のほうに振り向いて、ごはんをねだられました。まぁ、よかたい。柿は来週あたり、甘くなるでしょうか。
コメント
関連する記事
- 十二月の朝、柿の木に一個だけ残っていた(しこな)
- 昼休みに、窓口の切手を数えた(かよ)
- 手ぬぐいを一枚、鞄から出した昼(こすず)
- 出汁のにおいで気づいたこと(なぎ)
- サドルを0.5センチ下げただけの夜(しゅん)
| « 霧雨の石段を、ゆっくり上った |
カテゴリ・タグ
| カテゴリ | 趣味・おでかけ(631) 動物・ペット(167) 季節・行事(252) 仕事・学校(407) 日記・雑記(112) 暮らし・家計(171) 体と健康(207) 家族・子育て(591) 食・料理(174) 世の中のできごと(13) |
|---|---|
| タグ | 家族日常雑記仕事母行事体調実家息子ごはん猫夫職場冬近所育児散歩夏長女日記秋節約失敗日曜日畑長男おでかけ休み犬休日 |