十二月の朝、柿の木に一個だけ残っていた
久しぶりの更新です。気づいたら十二月で、さすがに早すぎる。
今朝は五時台に目が覚めて、そのまま洗濯機を回した。外はくもりで、最低気温は六度くらい。縁側の戸を開けたら、庭の柿の木に実がひとつだけ残っていた。葉はもう全部落ちている。収穫のとき母が「高いところは鳥にあげましょう」と言ったやつの、売れ残り、ていうか取り残しだと思う。(鳥も、さすがに渋みが抜けるのを待っているのかもしれない)
今年の干し柿は、十一月の頭に母と四十個ほど吊った。縁側の軒下にまだ半分くらいぶら下がっていて、ちょうど今がいちばん食べ頃だ。外は固めで、中はとろっとしている。砂糖を買わなくても甘いものが手に入る、というのは、ぼくの財布には「ほぼ」最高のことではある。みかんが五百七十円くらいで、りんごは八百円近いのに、干し柿は皮をむいて吊っただけ。誰も困っていない。
朝ごはんは、干し柿をひとつと、卵焼きと、味噌汁。猫は縁側で、柿の木をじっと見ていた。たぶん、あの一個を狙っている。届かないのは、猫のほうがよく知っているでしょうね、きっと。
昨日は雨で洗濯物が部屋干しだったので、今日は乾くのが気持ちいい。風が少しあったから、シーツまで干した。それだけで一日の仕事をした気分になるのは、体力のない人間の得なところだと思う。……という話です。
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