FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 山と畝と、ときどき書類

かえで

畑の隣の、祖母の背中

2025-03-30 · カテゴリ: 日常

日曜日、市民農園へ行きました。くもっていて、風が少し冷たく、手袋をしたまま土を触りました。今日はじゃがいもの畝をつくる予定でした。

土を起こしていると、祖母のことを思い出しました。実家の隣の家に、ひとりで暮らしていた祖母です。小さな体で、背中を丸めて、毎日のように畑に出ていました。小学生のころ、私はその後ろにくっついて、種のまき方を教わりました。「深くまかんでええよ。土は、ふとんくらいでええの」と言われたのを、いまも覚えています。

子どものころは、よく近所のいなり広場のような、小さな広場で遊んでいました。帰りに祖母の畑をのぞくと、いつも「手を洗ってから、これ食べ」と、取れたてのきゅうりをくれました。塩もつけずにかじると、水の味がして、おいしかったです。

祖母が亡くなって、もうすぐ4か月になります。畝を立てながら、「ここ、もう少し高くしなさい」と、後ろから声がする気がしました。振り向いても、もちろん誰もいません。

帰る前に、種いもを植えた畝に水をやりました。祖母に教わったとおり、深くなりすぎないように、土をそっとかぶせました。芽が出るころには、少し暖かくなっているはずです。

祖母畑思い出

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

« 担当の農家さんに言われた一言農地の相談、今月は十件 »

カテゴリ・タグ

カテゴリ日常(1277)
タグ日常家族仕事母息子雑記行事近所実家体調冬夫職場ごはん育児節約夏秋失敗おでかけ日曜日畑休み休日猫自転車長女健診友だち新生活