盆明けの港は、静かだった
お盆が明けて、最初の週になった。朝4時に出港したが、霧雨のせいで水面は白っぽく、水温は26℃近くあった。網を上げたのは5時40分で、しらすの混じりは少なかった。
盆の間は漁を3日休んだ。13日に迎え火を焚いて、16日に送り火を焚き、仏壇には祖父の好きだった干しいわしを供えた。祖母は88歳で、座って手を合わせる時間が去年より長い。理由は、たぶん足が弱ったからだ。立ち座りを減らしたいらしい。
14日には姉の家族が帰ってきた。甥は6歳で、姪は4歳である。ごまは庭で2人に追いかけられ続けて、最後は縁の下に入ってしまい、出てきたのは夕方だった。犬にも一応、人づき合いの限度があるのだと思う。
今日の港は人が少なく、精霊流しの小舟ももう片づけられていた。堤防の先の港堤公園の木も、風がないせいで葉が1枚も動かなかった。夏はまだ終わらないが、盆を過ぎると朝の空気が1段だけ軽くなる。たぶん気のせいではない。
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