アルトの音が、取れない夜
昨日は水曜だったので、合唱団の練習でした。店を閉めて、急いで夕ごはんを済ませて、文化会館の練習室へ。昨夜は強い雨で、自転車はやめて歩きました。
11月の演奏会に向けて、新しい曲の音取りが始まっています。アルトは、主旋律のような顔をして歩いたかと思うと、急に和音の真ん中に押し込まれます。ソプラノとテナーに挟まれた内声は、半音の動きが多くて、自分の音がどこにあるのか、すぐ分からなくなります。隣の方の声につられて、気づくと同じ音で歌っていました。つられるのは、耳がいい証拠だと先生に言われましたが、慰めとして受け取っておきます。
帰宅してから、鉛筆で書き込んだ楽譜を見直しました。半音で下がるところは、下がる、と思うより、前の音の「お隣」へ一歩動く、と考えた方が音がはまります。理屈っぽい覚え方ですが、私にはこれが合っているようです。
きなこは、居間で歌の練習を始めた私の足元で、じっと聞いていました。音が外れると耳だけ動かすので、いちばん厳しい聴衆かもしれません。ただ、そのまま膝の上で寝てしまったので、採点は甘いようです。本番まで、あと三か月です。
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