雪の日は、ローラー台で40分
昨日は大雪で、今日も朝から雪が舞っています。最高気温がマイナス1.4℃では、さすがに外は走れません。冬のあいだは、店の裏の物置から自転車を出して、居間の隅のローラー台に載せています。
ローラー台は、ただ同じ場所でペダルを回すだけの道具です。景色が動かないので、退屈だと思っていました。ところが、回転数を決めて、一定の力で40分続けると、秋に走った川沿いの道のことを、案外はっきり思い出します。脚の動きを見直すには、むしろ向いているようです。理屈としては、風や信号で止まらないぶん、ペダルを回し続けた時間が、そのまま正直に残るからでしょう。
夕方、店を閉めてから乗りました。背中に視線を感じて振り向くと、きなこが座布団の上から、回る後輪をじっと見ています。まだ1歳なので、動くものはすべて獲物のようです。ときどき前足が出そうになるので、スポークには近づかないよう、そのつど声をかけました。あの目つきで見られると、こちらも手を抜けません。
汗がひいたら、温かいお茶を入れて、春の計画を考えます。今年は、りんご畑の間の道を、花の時期に走ってみたいと思っています。去年の9月に100kmを走れたので、距離のことより、花を見る余裕を持って走れるかどうかが課題です。そのためにも、雪が解けるまで、このローラー台で脚をつくっておきます。
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