FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 季語とクロール

はまゆう

立冬の庭で、半袖になりました

· カテゴリ: 家族・子育て

今朝もいつものようにスイミングへ行くと、よく晴れていたので、プールの底に光の網がゆらゆらと揺れていました。泳ぎ終えて更衣室で手帳の暦を見たら今日は立冬で、歳時記の上では、もう冬に入ったことになります。午後は長女と母の家へ行き、父が手入れしていた庭の、夏の花を片づける約束を果たしました。枯れたサルビアを抜き、鉢の土をあけていくうちに背中が汗ばんできて、とうとう上着を脱いで半袖になりました。母は「冬が来た日に半袖の娘」と言って笑い、長女は私の腕を指さして、もっと笑っていました。

抜いた株の根元には小さな芽がいくつか並んでいて、母によると、父が毎年秋に植えていた球根なのだそうです。父が亡くなってから誰も植え直していないのに、土の中では毎年、ちゃんと出てくる支度が続いていたのでしょう。母はしゃがんだまま、しばらく黙って芽を数えていました。

夜、台所で句帳を開いて、「冬立つ」にするか「今朝の冬」にするか迷いましたが、昼の汗を思い出すと、どちらも少し大げさに聞こえます。それでも、指先に残っている芽の手触りは、たしかに冬の入口のものでした。

冬立つや父の球根芽を揃へ

句会の先生には、また「父」の句ですね、と言われそうです(笑)。

俳句母季語

PR 人気の商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス

コメント

しらうめ 2026-11-07
「芽を揃へ」で、亡き方の手の仕事が今も庭に残っていることが伝わります。暖かな立冬の日だからこそ、季語が説明にならず、静かに効いていますね。良い一日でしたね。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

関連する記事

« 曇りの夜、台所で季語を探しました 

カテゴリ・タグ

カテゴリ仕事・学校(496) 日記・雑記(197) 家族・子育て(677) 暮らし・家計(195) 趣味・おでかけ(768) 季節・行事(284) 動物・ペット(194) 体と健康(227) 食・料理(187) 世の中のできごと(19)
タグ家族雑記日常仕事母行事実家体調息子猫夫ごはん職場冬近所散歩育児長女夏秋節約日記長男犬日曜日失敗畑おでかけ学校休み