祭りの写真を、一枚だけ選ぶなら
3連休の最後の日、小雨です。外に出られないので、パソコンの写真フォルダを整理していました。
そうしたら、去年の秋祭りの写真が出てきて、手が止まりました。夜、太鼓台の提灯が一斉に灯った瞬間のやつです。ちょっと語らせてください。あの提灯って、昼間に見るとただの紙と竹なんですよね。それが夜になって火が入ると、赤というより、ぼんやりあたたかい橙色に変わって、太鼓台の金の飾りまで揺れて見える。毎年同じことをしよるだけなのに、毎年ぐっとくる。担ぎ手の掛け声が遠くから近づいてきて、お腹に太鼓がどーんと響いて、気づいたら長女が私の手をぎゅっと握っとる。尊いとしか言えんのです。(語りすぎました)
写真は、ちゃんと撮れとるのが一枚もありませんでした。ぶれとるし、半分は誰かの頭。でも、八幡さまの石段の下で待っとった時間の寒さとか、足元の冷たさとか、そういうのは写真より先に思い出します。冷え性なので、毎年カイロを三つ持っていくんですが、それでも指先が痛かった(笑)。
結局、一枚だけ選んで、仕事部屋のコルクボードに貼りました。ぶれた提灯の写真です。次の秋まで、これを見ながら描きます。とりあえず、そんな一日でした。
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