もなかの定位置が、ストーブの前から動かない
うちの猫のもなかは、この冬、ファンヒーターの前から動きません。丸い顔を前に向けて、長いしっぽだけ床に投げ出しています。体重は5kgほどあって、座っていると、ちょっとした鏡餅です。
今日は朝から小雨でした。最高気温は19℃近くまで上がって、二月にしては暖かい日でしたが、もなかは気にせず、ヒーターの前に陣取っていました。仕事から帰ると、玄関まで迎えに来て、ごはんの皿の前で私を見上げます。まだ早い時間なのに、です。9歳になっても、食いしん坊は変わりません。
最近は、母の家に寄る日が増えて、帰りが少し遅くなります。そのぶん、もなかのごはんの時間を気にするようになりました。夫が先に帰っている日は、もう食べさせてもらっているのに、私が帰ると、もう一度ねだります。夫は「さっき食べたよ」と言いますが、もなかの顔は、聞いていない顔です。
母の手首のことで気がはりつめていた日々も、猫の背中をなでていると、少しゆるみます。毛のあたたかさは、ストーブより、手のひらにじかに届きます。今夜も、足元で丸くなってくれるでしょう。重いですが、悪い気はしません。
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