南中高度37度と、日向の猫
朝7時過ぎに起きると、猫が、ぼくの部屋の床の、窓際にできた四角い日向の中で丸くなっていた。昨日は雨で、日照もほとんど無かったから、待ちかねていたんだろう、たぶん。
そもそも、夏の間、この部屋の床には、ほぼ日が差さなかったはずなんです。理由は単純で、太陽の高度が季節で大きく変わるから。一応、確認しておくと、この辺り(北緯38度前後)の南中高度は、夏至で約75度、今日11月1日で約37度。つまり半分くらいまで下がっていて、その分、光が窓から斜めに、部屋の奥まで届く(冬至には28度台まで下がる計算)。
猫は、それを知ってか知らずか、日向の移動に合わせて、なし崩しに居場所を変えていった。9時頃は窓際、10時半頃にはベッドの足元。雲が掛かると少し顔を上げ、日が戻ると目を細める。最後は、椅子に掛けておいた黒いパーカーの上に、きっちり収まっていた。日向と黒い服、両方取れる位置。計算済みだったりして。
昼過ぎ、母が部屋を覗いて「日向の猫って、いい匂いするよね」と、猫に顔を埋めていた。ちなみに、あの匂いの正体は、まだ完全には解明されていないらしい。理科の教員としては、気になるところです。
パーカーの方は、コロコロ二本。
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