霧雨の部室で星図を見ていました
今日は天文部の観測会の予定でしたが、朝から霧雨で、夕方五時に部室に集まって空を見たところ、そのまま中止になりました。
部員は先輩を入れて七人です。ぼくは一年で、望遠鏡の組み立てもまだ先輩の手元を見ながらなので、今日は三脚の水平のとりかたを教わるはずでした。かわりに星図を机に広げて、冬の星座の位置を順番にたどりました。オリオン座が夜更けの東の空にのぼってくるのは、あと一か月くらい先だそうです。
先輩が、十二月の合宿の話をしてくれました。県内の高原で二泊三日、夜は氷点下になるみたいです。ダウンと帽子はもっているので、あとは手袋ですね。冬になると手にあかぎれができるので、指先の出るタイプがいいのかどうか、今度先輩に聞いてみます。
帰りは自転車で、六時すぎに家に着きました。顔に細かい水がついて、湖のほうは真っ白で、星は一つも出ていませんでした。でも、部室の星図はちょっと楽しかったです。晴れた夜よりも、天気の悪い日のほうが星の名前をおぼえるのかもしれません。
夕飯のときに祖父へ合宿のことを話すと、「寒いぞ」と一言だけ返ってきました。
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