母の針箱を、久しぶりに開けました
朝6時に起きて、ラジオ体操の後、発表会のワンピースを箪笥から出しました。今年の発表会は11月23日です。紺色の膝丈のワンピースで、確か2019年に買った物でした。広げてみたら、裾の糸が10cmほど解けていました。念のため、他の所も点検しましたが、そこだけでした。
それで、母の針箱を久しぶりに開けました。母は内職で縫い物をしていた人なので、針も糸も、種類ごとに丁寧に分けてあるのですよ。紺の糸も3色ありました。ちなみに、調べてみたら、裾を留める「まつり縫い」は、表に出る縫い目を、できるだけ小さくするのが良いんだそうです。へえ、と思いました。母は、テレビを見ながら、これを手早く仕上げていましたね。
わたしの方は、先ず針に糸が通りません。眼鏡をずらしたり、窓際へ寄ったり。曇り空で、手元が少し暗かったのもあります。結局、針箱の底にあった糸通しを使いました。これも母の物です。
縫い終わるまで40分掛かりました。母なら10分で済ませたと思うんだけど。その間、猫は針箱の蓋の上に座って、ずっと見物していました。糸の端が動く度に前足を出すので、その都度、手を止めました。
仕上がりは、縫い目が少し大きめです。でも、今年の演目は、膝に優しい、ゆっくりめのワルツです。くるりと回れば裾がふわりと広がるので、客席からは、まず見えないはずです。母が見たら、何と言うかしら。
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