雪の山は、まだ先のお楽しみ
今日は木曜日で、午前中は図書館のボランティアもなく、のんびりした日でした。外は、くもり空。朝は氷点下16度まで冷え込んで、庭の雪がきゅっと固く締まっていました。日中も、氷点下のままです。
窓辺で、山歩きの地図を広げました。去年の秋に歩いた低山の、赤い線を指でたどります。あの尾根では、落ち葉がふかふかで、ミケが生きていたころは、帰るとよく足の匂いを嗅ぎに来たものでした。地図を広げていると、いつの間にか膝の上に、丸い三毛の背中があるような気がして、手を置いてしまいます。
雪のある間は、無理をしないのが、私たちの決まりです。それでも、友人から「来月、かんじきで近くの丘を歩こうか」とLINEが来ました。夫に話すと、新聞から目を上げて「いいね」とひとこと。無口な人の「いいね」は、案外、本気の返事です。
赤い帽子を、押し入れから出してみました。少しほこりっぽかったので、陽のあたる窓際に干しておきます。雪解けの沢の音を聞く日まで、まだ先は長いけれど、道具を整えているだけで、足が先に春へ歩き出しそうです。
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