梅雨前のくもり空、裏山の道を一時間ほど歩きました
きのうは雨で、一日家にこもっていました。今日は朝からくもっていて、雨は落ちてきそうにありません。気温も二十四度ほどで、歩くにはちょうどいい日でした。
昼前に、赤い帽子をかぶって、朝日ヶ丘神社の裏から続く小さな山道へ出かけました。あちらこちらの葉っぱが、雨を吸って濃い緑になっています。道はまだ少しぬかるんでいて、靴の底に土がつきました。足もとの笹の葉には水の玉が残っていて、通るたびにズボンのすそがしっとりしました。
山菜のシーズンは、もう終わりに近いようです。ふきは大きく育って、傘のようになっていました。春にはあんなに欲しかったのに、今はただ眺めて通るだけです。木の上のほうでは、鳥がずっと鳴いていました。名前はわかりませんが、にぎやかな声でした。
一時間ほど歩いて帰ると、夫が縁側でお茶を飲んでいました。「どうだった」と聞かれたので、「ふきが傘になってました」と答えると、夫は「そうか」と言って笑っていました。猫のミケがいたころは、帰ると玄関まで出てきてくれたものです。私は、冷たい麦茶を一杯飲んで、靴の泥を洗いました。
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