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市民ブログ » ゆっくり歩く日々

さちこ

夫の、読みかけの文庫本

2016-05-27 · カテゴリ: 日常

今日は、嘱託の仕事がお休みの金曜日でした。朝から霧雨で、山にも行けないので、家でのんびり過ごしました。

夫は、居間のソファで、文庫本を読んでいました。再雇用で市役所に通う日が週4日になってから、本を開く時間は減っていたのですが、最近は、休みの日になると、またページをめくっています。栞のかわりに、古いバスの切符がはさんであって、読み進めるたびに、少しずつ奥へ動いていきます。

昼前に、ふと見ると、夫は本を膝に置いて、窓の外の庭をながめていました。「雨で、花壇の土がやわらかくなったな」と、ぽつり。それだけ言って、また本に戻りました。無口な人ですが、庭の様子はよく見ています。

熊本の地震のあと、夫は、土木の仕事をしてきた人として、橋や道路の被害の映像を、いつもより長く見ています。多くは語らないのですが、ニュースが終わると、静かにテレビを消します。私は、お茶を入れて、となりに置くだけにしています。

午後は、雨もあがりかけて、夫は傘を持たずに、散歩に出かけました。帰ってきた夫の肩に、細かい水の粒がついていて、玄関で、ふたりで笑いました。本の切符は、今日は、三分の一ほど進んでいました。

夫日常地震

コメント

とみさん 2016-05-27
バスの切符の栞、味がありますね。三分の一まで来ましたか
さちこ(管理人) 2016-05-28
はい、切符が少しずつ奥へ進むのを見ると、私もうれしくなります。夫は、急がずに読んでいるようです。

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