FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » ゆっくり歩く日々

さちこ

赤い帽子と、霧雨の低い山

2015-09-27 · カテゴリ: 日常

日曜日、友人と二人で、近くの低い山へ行ってきました。朝から霧雨で、見晴らしはあまり期待できませんでしたが、雨具を着て、いつもの赤い帽子をかぶって出かけました。

登り口の木々は、しっとりとぬれて、ところどころ葉が黄色くなりかけていました。足もとには、ぬれた落ち葉が少しずつ増えています。霧の中を歩くと、自分たちの足音と、葉に落ちる雨の音だけが聞こえて、ふだんより山が近く感じられました。ナナカマドの実が、白い景色の中で赤く浮かんでいて、思わず立ち止まって眺めました。

頂上では、景色は真っ白でした。それでも、持っていった温かいお茶を飲みながら、友人と「今日は、何も見えないのを見に来たようなものですね」と笑いました。ほかに人はおらず、静かなものでした。

帰りの道で、母の葬儀のあとしばらく山に来られなかったことを、ふと思い出しました。歩いていると、気持ちが少しずつほどけていくようでした。夕方、家に帰ると、ミケが玄関で待っていて、ぬれた靴のにおいを念入りに調べていました。

山歩き秋

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

« 外来の廊下で、秋を教わりました予定のない木曜の午後 »

カテゴリ・タグ

カテゴリ日常(911)
タグ日常家族息子母近所仕事行事冬夫実家雑記職場節約体調秋ごはん夏失敗おでかけ育児日曜日休日畑自転車新生活休み健診パッチワーク長女友だち