母の湯のみを、新しくしました
今日は土曜日で、病院はお休みでした。外は雪が降ったりやんだりで、四月の半ばなのに、庭の花壇はまだ白いままです。午後、母の様子を見に実家へ行ってきました。
母は87歳になりました。ひとり暮らしの家で、ストーブの前の座椅子に、小さく丸くなって座っています。このごろは、立ち上がるまでに少し時間がかかります。「ゆっくりでいいよ」と言うと、「急ぐ用事なんて、もう何もないのよ」と笑っていました。
手みやげに、小ぶりの湯のみを持っていきました。いつものものは大きくて重く、お茶を入れると、両手で持っても少し傾いてしまうのです。新しいものは軽くて、手のひらにすっぽり収まります。母は両手で包んで、「あったかいねえ」と何度も言いました。気に入ってもらえたようです。
帰りぎわ、玄関まで送ってくれた母が、「雪が解けたら、庭の草取りをしようかね」と言いました。今年も、その頃に一緒に庭へ出られたらいいなと思いながら、車に乗りました。帰り道のフロントガラスに、またぼたん雪がつきました。
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