小雨の中、母と見に行った境内
今日は、仕事のあとに、母の家へ寄りました。木曜日で、外来の仕事は夕方までありましたが、帰り道に、近所の朝日ヶ丘神社の前を通ると、境内に提灯が下がっていました。春のお祭りの、準備が始まっているようです。
朝からずっと、小雨でした。昼間は少し日が差した時間もありましたが、風があって、上着が手放せません。五月も下旬なのに、うちの方は、まだ肌寒い日が続いています。
母は、お祭りが好きです。むかしは、毎年、父と二人で、お参りに行っていたそうです。今は、歩くのに時間がかかるので、車で神社の前まで送って、鳥居のところから、ゆっくり二人で歩きました。母は、背中を丸めて、小さな歩幅で進みます。私は、その横で、傘を母の方に傾けて歩きました。
社殿の前で、母は長く手を合わせていました。何をお願いしたのか聞いたら、「みんな元気で、ってね」と笑っていました。帰りの車の中で、「また来年も来ようね」と言うと、母は「来られたらね」と、静かに返しました。
来年のことは、まだわかりません。それでも、今日、傘の下で並んで歩いた時間は、うれしい思い出になりました。お祭りの日にも、また誘ってみようと思います。
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