血圧の数字を見て、少し黙りました
今日は霧雨のような、はっきりしない空でした。仕事のあと、来月の職員健診の案内を、ロッカーで読み返していました。
毎日、外来で採血をして、血圧を測って、「大丈夫ですよ」と声をかけています。その私が、自分の数字を気にしているのですから、おかしなものですね。去年の血圧は、上が少し高めでした。先生には「様子を見ましょう」と言われただけでしたが、それ以来、帰ってから台所で、ときどきこっそり測っています。
今夜も測ってみました。腕にカフを巻いて、じっと座って、深呼吸。数字が出たとき、少し黙りました。ほんの少しだけ、去年より高かったのです。夫に「どうだった?」と聞かれて、「まあ、ぼちぼち」と答えておきました。夫は「ふうん」と言って、そのまま新聞に戻りました。無口な人は、こういうとき助かります。
思い当たることは、いろいろあります。夕食の味つけがだんだん濃くなっていること。みそ汁を、おかわりしてしまうこと。歩く時間が、夏になって減ったこと。患者さんには、よどみなく言えるのに、自分のこととなると、なかなか実行できません。
というわけで、今週は、みそ汁を一杯にして、夕食のあとに近所を一周歩くことにしました。小さな約束ですが、続けばきっと数字にも出るはずです。健診の日に、胸を張って測れるといいですね。
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