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さちこ

雨の水曜日、短冊のゆくえ

2006-07-12 · カテゴリ: 日常

今日は朝から雨で、病院までの道も傘をさして歩きました。外来の待合室は、濡れた傘のにおいがして、少しだけ空気が重たい水曜日でした。

待合室の隅に、七夕の笹が飾ってあります。先週、受付の若い子たちが用意したものです。七夕の日は少し過ぎましたが、片づけそびれたのか、そのまま立っています。患者さんが書いた短冊も、いくつか下がっていました。「膝が痛くなりませんように」「また歩けますように」。昼休みに、そっと眺めていました。

字の大きさや、ペンの太さが人それぞれで、その人の顔が浮かんでくるようです。中に、鉛筆で小さく「また山に登れますように」と書いたものがありました。どなたが書いたのかは分かりませんが、診察のたびに、あの方かしらと、つい想像してしまいます。

同僚に「さちこさんは書かないんですか」と聞かれて、ひとつだけ書きました。内容は内緒です。夫に話したら、「叶うといいね」と言うくらいで、きっと笑われてしまいますから。

週末は、母の様子を見に行きます。笹の葉を一枝もらって帰ったら、母は喜ぶでしょうか。雨が上がってくれるといいですね。

七夕行事職場

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