鍋の底に残った、昆布の話
土曜の遅番。霧雨で、仕込みの前に裏口の外へ出たら、空は一面グレーでした。今夜の観測はあきらめた。
賄いに、煮方になってから、順番とは別に出汁がらの昆布を使うようになった。一番出汁を引いたあとの昆布が、だいたい400gくらい残る。これまでは捨ててた。というか、捨てるのがもったいなくて、いったん冷蔵庫に取っておいて、細切りにして、醤油と酒とみりんで20分ほど煮る。佃煮にはならんけど、ご飯にのせると十分うまい。
今日はそれを刻んで、卵焼きに巻いた。卵は4個、昆布は大さじ2。焼き色が濃くなりすぎて、1本目はあかんかった(笑)。先輩に「焦げとるやん」と言われて、2本目は火を弱めて、ちょっと検証。弱火で90秒、これがたぶん正解。
賄いは、客に出すものと違って、失敗してもいい。そのかわり、20人弱が食べるから、味の薄い濃いはすぐ返ってくる。今日は「昆布、おいしい」と後輩がひとこと言ってくれて、それで十分でした。
帰ってから、寮のベランダで曇り空を見ながら、浅煎りを一杯。豆18g、湯270ml、92度。星は見えなかったけど、コーヒーはうまくいった。
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