「一書に曰く」が多すぎる
今朝は5時半に起きて、学校に行く前に、図書室で借りた本を少し読みました。くもりで、窓のそばはまだ寒かったので、毛布をかぶったまま読みました。日本書紀を、中学生向けに書き直した本です(現代語訳で、下の段に注がたくさん付いている)。古事記は、小学生の時に祖父の本で読んだので、今度は日本書紀にしてみました。
読んでいて不思議だったのは、「一書に曰く(あるふみにいわく)」というのが、何回も出てくることです。神さまが生まれる場面だけでも、違う話がいくつも並んでいて、一番最初にどの神さまが生まれたのかも、話によって違うみたい。解説によると、編纂した人たちが、各地の氏族や役所に伝わっていた話を、一つにまとめずに、そのまま書き並べたらしいです(本の解説より。たぶん、そういう意味だった)。
ぼくは、一つに決めてくれたほうが、ノートに整理しやすいのに、と少し思いました。でも、ぼんやり考えると、違う話を捨てなかったのは、なんか誠実なのかも。神社の由緒も、同じ神社なのに、境内の看板と、社務所でもらう紙とで、書いてあることが違うことがあります。あれも、一書に曰く、なのかなあ。
朝ご飯の卵焼きを食べながら、母にこの話をしたら、「あんたの話も、毎朝違うね」と言われました。日本書紀と同じ扱いなのかも。まあいいか。
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