雪の日曜、きなこが窓辺から動かなかった
朝からしっかり雪が降りました。最低気温は氷点下3度を下回り、日中も6度台までしか上がらず、庭の望遠鏡には、早いうちにカバーをかけておきました。今日は観測はお休みです。
猫のきなこは、朝ごはんを食べたあと、リビングの窓辺に陣取って、動かなくなりました。外を見ているのです。雪が落ちるたびに、耳が少し動きます。8歳になりましたが、雪を見るときの目は、子猫のころとあまり変わりません。黄みがかった緑色の目が、まん丸になっています。
気になって、猫が窓の外を長く眺める理由を調べてみました。動くものに反応する習性があり、舞う雪は格好の対象になるそうです。理屈としては納得しましたが、昼を過ぎても同じ姿勢だったので、背中のきな粉色の毛にそっと触れてみました。ほんのり温かく、窓際は思ったより冷えるようで、座布団を一枚、窓の下に敷きました。
座布団は、きなこに見向きもされませんでした。きなこは、床の冷たい板の上に座ったままでした。結局、座布団には、そのあと私が座って、雪の庭を一緒に眺めることになりました。猫のための準備が、私の特等席になっただけの話です。
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