日曜の面会前に、おはぎを二つ
日曜日、母の面会の前に、近所のスーパーでおはぎを買いました。四個入りで、たしか三百円台でした。母は、甘いものなら、小豆がいちばん好きです。
施設には、午後に着きました。この日は霧雨で、気温は三十度を超えていて、蒸し暑い一日でした。母は車いすで食堂のテーブルにいて、私の顔を見ると、目を細くして、小さくうなずきました。口数が少ないのは、前からです。
職員さんに「おやつの時間に、一つ食べてもらってもいいですか」と聞くと、あとで、お茶と一緒に出してくれることになりました。母は、半分ほどで「もう、いいわ」と言います。残りは、私が食べました。あんこが、少し甘すぎない。母が好きな理由が、わかる気がしました。
家に帰って、残りの二つを、冷蔵庫に入れかけて、やめました。おはぎは、冷やすと、もち米が固くなります。夕方に、麦茶で一つ。猫のごまが、足もとで見ていましたが、あげるわけにはいきません。
一人で食べるおはぎは、四個入りだと、数が合いません。次は、二個入りを探します。
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