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あずき

木曜の夜は、ひとり分の味つけを考えました

2025-04-17 · カテゴリ: 日常

父が亡くなって二か月がたちました。最近、実家に寄るたびに気づくのは、母の台所の音が小さくなったことです。

今日は塾の仕事の前に、実家へ寄りました。冷蔵庫をのぞくと、煮物の残りと卵、納豆がありました。母は「ひとりだと、作るほどでもないのよ」と笑います。父の好きだった焼き魚は、もう何週間も焼いていないそうです。

うちでは、夫が焼き魚、子どもたちは唐揚げと、好みがばらばらです。それでも、四人分を作るのは、台所に立つ理由になります。母にとっては、その理由が急に半分以下になったのだと思いました。作る人がいて、食べる人がいて、はじめて「ごはん」になるのだと、あらためて感じました。

帰りに、鶏肉と野菜の下ごしらえをしたものを、小分けにして冷凍してきました。味つけは、母が食べやすいように、薄めにしました。次に寄る日曜は、うちの子たちも連れて行って、みんなで食べる予定です。にぎやかな食卓を、少しだけ貸してあげたいのです。

夜、教室から帰ると、夫が焼いた鯖が一切れ、私の分として残っていました。冷めていましたが、塩加減がちょうどよくて、静かに全部食べました。

家族母ごはん

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