十月一日の、秋のにおい
十月になりました。朝からくもっていて、昼は半袖でも歩けるくらいの暖かさでした。
今日は、消費税が10%になった日です。母が朝から「今日からだねえ」と言いながら、台所で買い物のメモを書いていました。昨日のうちに、トイレットペーパーと洗剤をまとめて買ってきたそうです。わたしは、お金を使う場面があまりないので、実感は薄いままです。ただ、レジで「軽減税率」という言葉を聞くと、少しだけ背すじが伸びます。
夕方、ムギを連れて北の森公園まで歩きました。ムギは九歳なので、ゆっくりです。入り口のあたりの木は、まだ緑が濃いのですが、地面にどんぐりが少し落ちていました。祖父がいたころは、この時期になると、居間で相撲の九月場所の話をしていたな、と思い出しました。今年は、祖父の座っていた場所に、祖母が座布団をひとつだけ置いています。
夜は、ラグビーのワールドカップの中継を、弟と少しだけ見ました。日本代表が強くて、弟が思わず大きな声を出したので、ムギが顔を上げました。サッカーとは違う動きなので、ルールはまだ全部わかりません。でも、みんなで声を出して見るのは、いいものです。
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