霧雨の日曜、鉋の刃を研いだ
朝五時に起きたけど、外は霧雨で、蒸し暑いうえに最高は三十四度を超えるらしいから、今日は走るのをやめた。ほんま、梅雨が明けたんかどうかもよう分からん天気やな。
犬の散歩だけは合羽なしで軽く一周して、まるは霧雨でも平気な顔のまま、水たまりをよけもせんと歩いてた。柴犬は濡れても気にせんのやな。俺のほうが先にしんどくなった。
朝ごはんのあとに玄関先へ砥石を出して、仕事で使ってる鉋の刃を研いだ。最近ちょっと削り屑が薄くならんくて、刃が泣いてる感じがしてたんよ。研ぎは焦ると角度がぶれるから、水を何度もかけながらゆっくりやって、三十分ほどでええ感じに戻った。
試しに端材を一枚引いてみたら、向こうが透けるくらい薄い屑がすーっと出て、これやこれと思わず声が出た。通りかかった長女に「何してんの」と言われて、削り屑を見せたら「ひらひらしてて、きれい」やて。絵の題材にするらしいから、何枚か渡しておいた。
昼は冷たいうどんにしてもらって、午後は腰の様子を見ながら道具箱の整理でもぼちぼちやる。日曜は、こういうのがちょうどええわ。
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