雨の続く週に、ひとつだけ見つけた秋
雨の日が三日続きました。園庭には出られず、ホールで体を動かす日が続いて、子どもたちも私も、少し持て余していました。
昨日の夕方、お迎えの時間に雨が弱まったので、年長の子と窓から外を見ていました。その子が、植え込みの蜘蛛の巣を指さして「ダイヤモンドがぶら下がってる」と言います。細い糸に、雨粒がひとつずつ、等間隔に付いていました。ふと、季語の「秋の雨」より、こちらの方がずっと手触りのある秋だと思いました。
今朝は土曜で、スイミングは休みました。台所で句帳を開いて、昨日のことを書いてみました。ところが、「ダイヤモンド」という言葉が強すぎて、句にすると、子どもの一言に負けてしまいました。そういえば、先月の句会でも「言葉が先に立っている」と言われたばかりです。見たものをそのまま置く、それが一番難しいですね。
猫のそらは、窓辺で雨音に耳を向けています。夫と長男はまだ寝ていて、長女が先に起きてきて、ピアノの練習を始めました。音の合間に、雨だれが混じります。
蜘蛛の巣に
雨粒ならぶ
夕べかな
出来はまだ八分ほどで、子どもの言葉には届きません。もう少し寝かせてみます。
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