霜の朝、園庭で氷を配りました
土曜の早番で、7時に園へ着きました。この二日は快晴で、朝の冷え込みが厳しかったです。園庭の水たまりを見に行くと、昨夜からの冷えで、薄い氷が張っていました。
登園してきた子どもたちが、さっそく集まってきます。年長の子が氷をそっとはがして、掌にのせ、「つめたい、でも、ガラスみたい」と言いました。ほかの子も順番に持ちたがり、小さな氷の板が、園庭のあちこちで光っていました。透かして見ると、空の白さが、そのまま映っています。そういえば、氷に穴をあけるのは、いつの時代も子どもの仕事ですね。
今年は元日に大きな地震があり、ニュースを見るたびに胸がつまる日が続いています。寒さの中で過ごす人たちを思いながら、それでも子どもの手の中の氷に、ふと気持ちがほどけました。冬の手触りは厳しいだけではない、と思った朝でした。
夕方、台所で句帳を開きました。氷は、冬の季語です。今日の景色は、まだうまく五七五に収まりません。「ガラスみたい」を超える言葉が、私にはなかなか出てこないのでした。
掌の氷に空の白さかな
もう少し、直せそうです。
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