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はまゆう

右腕が沈むのは、息のせいではありませんでした

· カテゴリ: 趣味・おでかけ

主任になってから、泳ぐ時間は仕事のあとの夜のクラスだけになりました。今日は月曜で、外は快晴、三十三度近くまで上がった日でしたから、水に入った瞬間は塩素のにおいまで涼しく感じられました。

先週、コーチに「息継ぎのとき、右の腕が落ちていますね」と言われました。自分では気づいていなかったので、今日はそこだけを意識して、二十五メートルを何本も繰り返しました。顔を上げる瞬間に右腕が沈み、腕が沈むから体も少し沈んで、息を急いでしまう。原因は息ではなく腕のほうにあった、というのが今日の発見でした。

そこで、息継ぎに入る前に、前へ伸ばした手でそっと水を押さえるつもりで泳いでみました。句帳やメモを書くときは手元の老眼鏡が欠かせなくなりましたが、水の中ではその眼鏡も使えませんから、頼りになるのは手のひらの手触りだけです。八本目あたりで、ふと、水が腕を下から支えてくれる感じがありました。ほんの一瞬でした。

書類と面談に追われる毎日では、答えがすぐに出ないことばかりです。だからこそ、できないことが一つ解けていく時間は、体の奥まで静かに効くのでしょう。

水の面に腕を預ける夏の月

句は、まだ説明が足りないようです。腕のほうも、できたのは半分くらいでした。来週も、右腕を見ながら泳ぎます。

水泳俳句日々

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