FC2

Field & Community Culture Platform

市民ブログ » 季語とクロール

はまゆう

面談の記録に、朝の光が差していました

· カテゴリ: 仕事・学校

主任になって九か月がたちましたが、いちばん時間をかけているのは、実は職員との面談です。年明けの今週は、一人ずつ三十分をとって、事務室の奥にある小さな机で、ゆっくり話を聞いています。

今日の最初の面談は、早番の前の朝七時すぎでした。窓の外は氷点下まで冷えた朝で、園庭の水たまりが白く固まっていて、低い日が斜めに差し込み、相手の湯呑みの縁だけが細く光っていました。話の中身は来年度の担当クラスのことと、腰が痛いという相談で、私は老眼鏡をかけて、聞いたことをノートに書き取っていきました。ただ、書きながらふと顔を上げると、相手の目を見ている時間がずいぶん減っていたのです。ペンを置いて、うなずくだけにしました。

担任のころは、子どもの言葉を拾うのが仕事でした。いまは大人の言葉を、遮らずに最後まで聞くのが仕事で、似ているようでいて、もう少し難しいですね。答えを急がずに待つところは、手触りとして近いのかもしれません。

帰りに、駅前の月見通り公園の前を通ると、ベンチの背にまだ霜が残っていて、そこだけ夜が居座っているようでした。

 面談のあと冬日の湯呑み手に残る

句になりきらない、と思いながらも、句帳には書いておきました。

保育職場俳句

PR 人気の商品(広告)

Supported by 楽天ウェブサービス

コメント

コメントはありません。

コメントの投稿にはユーザー登録(個人番号による本人確認)が必要です。

関連する記事

« 右腕が沈むのは、息のせいではありませんでした主任の机に、付箋が三枚 »

カテゴリ・タグ

カテゴリ家族・子育て(465) 食・料理(118) 季節・行事(192) 動物・ペット(114) 趣味・おでかけ(466) 日記・雑記(81) 仕事・学校(285) 暮らし・家計(129) 体と健康(155) 世の中のできごと(12)
タグ日常家族雑記仕事母行事体調実家息子夫職場近所冬ごはん育児猫夏節約秋長女散歩日曜日失敗休みおでかけ畑休日長男パッチワーク自転車