霧雨の朝、茶托をそっと磨きました
五月に入って、最初の朝は霧雨でした。六時に起きても、坪庭に水をやる必要はありません。そのかわりに、蔵から古い茶托を五枚、出してきました。
先月の骨董市で、ひとまとめに買ったものです。木の茶托で、縁が少し欠けていて、裏には長い年月の茶渋のような跡が、ほんのりついていました。帳場の机に新聞紙を広げて、ぬるま湯と柔らかい布で、ひとつずつ拭きます。擦りすぎないように、指の腹でなでる程度にしました。湿った朝は、木もしずかに落ち着いているようで、布の動きもなめらかですね。
九時に店を開けるころには、五枚とも乾き始めていました。いちばん状態のよい一枚に、うちの番茶の湯呑みをのせてみると、思っていたより店先の試飲の卓になじみます。
パートの松尾さんが「新しく入れたんですか」と聞くので、「古いんですよ」と答えました。松尾さんは、笑っていました(笑)。
夕方には、霧雨も上がって。
空が、少し明るくなりました。
ごまは帳場の座布団で、茶托の並んだ机を、薄目をあけて見ていました。
あしたの試飲から、この茶托を使ってみましょうか。
コメント
| « 強い雨の日曜、墨をすりました |
カテゴリ・タグ
| カテゴリ | 家族・子育て(370) 食・料理(84) 季節・行事(153) 趣味・おでかけ(366) 日記・雑記(67) 仕事・学校(207) 暮らし・家計(112) 動物・ペット(71) 体と健康(112) 世の中のできごと(12) |
|---|---|
| タグ | 日常家族仕事母行事雑記息子実家体調近所夫冬職場ごはん育児夏節約秋失敗日曜日休み猫長女おでかけ休日畑散歩自転車パッチワーク健診 |