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市民ブログ » 機影と三十一文字

ゆずは

砂場のふちに座って

· カテゴリ: 家族・子育て

夫が昼まで寝ていたので、息子と朝日ヶ丘の坂の途中の公園まで歩きました。

3歳は、とにかく動きます。靴を脱いだり、砂を持ったり、走り出したりして、止まる気配がありません。わたしはベンチに座る暇もなく、砂場のふちに腰を下ろして、ずっと目で追っていました。夜中に二回起きた体が重くて、産後に痛めた腰も、じわじわ主張してきます。

くもっていて、空は白っぽい灰色でした。それでも風はやわらかく、木陰がちょうどよくて、マスクの内側が少し蒸れるくらいでした。外に出られなかった春のあいだ、この子はベランダから下を見てばかりだったなと、ふと思いました。

帰り際、息子が砂だらけの手でわたしの手をにぎり、小さい声で「ママ、きょうの空、きれいね」と言いました。どう見ても白いだけの空でした。ふふ。

うれしかった、のだと思います。言葉にするまでに、すこし時間がかかりました。それだけのことですが、今日はそれで足りた気がします。

とりあえず一首。

砂の手に つながれて見る 曇り空 白いところも きれいと言われた

息子公園育児

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