目薬をさす日曜
朝から、目の奥が重い日でした。
金曜に、カタログの色校正を一日じゅう見ていたせいだと思います。紙の白と、画面の白は、同じ白ではありません。それを何時間も見比べていると、夕方には、字がにじんで見えてきます。
今日は日曜なので、パソコンは開かないことにしました。ただ、目を休めるつもりで外に出ても、結局は遠くを見ないまま、携帯の画面をのぞいてしまいます。それではあまり意味がありません。
昼すぎに、西峰公園まで歩きました。木々の緑の奥を、ぼんやり眺めるだけです。くもっていて、日ざしがやわらかく、眼鏡のレンズも、あまり光りませんでした。ベンチに座って、蝉の声を聞きながら、十分ほど目を閉じました。まぶたの裏が、じんわり温かくなります。
帰りにドラッグストアで、目薬を買いました。いつものものが、切れていたからです。眼鏡をつくる町で働いていながら、自分の目は、後回しにしがちです。
夜は、蒸しタオルを目に当てて、野球中継を音だけで聞きました。画面を見ないで聞く野球も、悪くありません。
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