引っ越し前の、最後の公園
今週の休みに、家族で近所の大きな公園へ行ってきました。いま住んでいるマンションから歩いて15分ほどの場所です。来月からは別の住宅地に移るので、この公園に来る機会も、そう多くはなくなります。
長女は、池のまわりを走るのに夢中でした。5歳になって、足がずいぶん速くなりました。長男はまだ2歳で、どんぐりを見つけるたびにしゃがみこみます。ポケットに入れては、あとで妻に出されています。拾ったどんぐりは、帽子をかぶっているものと、かぶっていないものがあります。あの帽子の部分は「殻斗(かくと)」というのだそうです。
空は晴れていましたが、朝方まで細かい霧雨が残っていて、ベンチは少し湿っていました。最高気温は24度ほどで、歩くのにちょうどよい陽気でした。九月も半ばを過ぎて、風に秋の気配が混じりはじめていました。
帰りに、長女が「ここ、また来る?」と聞きました。「車で来られるよ」と答えると、少し考えて「じゃあ、どんぐりの木にあいさつしてくる」と、引き返していきました。幹に手を当てている後ろ姿を、写メに一枚だけ残しました。引っ越しの荷造りは、まだほとんど手つかずです。
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