一年生の夏休み、五日目の宿題
長女が小学校に入って、初めての夏休みです。終業式にもらってきた宿題の一覧を、長女は冷蔵庫の横に貼りました。やることを一つずつ書き出して、終わったものには赤鉛筆で線を引いています。線の引き方が妙にまっすぐで、どこかで見た光景だなと思いました。
今日は木曜日で、私は普通に仕事でした。夕方に帰ると、長女が漢字ドリルを広げていて、横から長男が、自分のクレヨンで紙の端に何やら書いています。「にいちゃん(長男にとっては、ねえちゃんです)の宿題、おてつだい」だそうです。長女は「それは宿題じゃなくて落書き」と言いながらも、消さずに、その紙をそっと脇へよけていました。怒らないのが偉いなと、横で見ていて感心しました。
夜、妻から聞いた話です。昼間に長女が「朝顔の花が、きのうより小さい気がする」と言って、ベランダの鉢をじっと観察していたそうです。観察日記には、色と大きさと、咲いた時刻を書くのだとか。大きさを定規で測ろうとして、花びらにそっと当てては、やめていたと聞いて、笑ってしまいました。測りたいけれど、傷つけたくない。その迷い方が、なんだか自分によく似ています。
宿題の一覧には、まだ空白の行がたくさんあります。八月はまだ長いので、焦らずにいこうと思います。ただ、赤い線がまっすぐ増えていくのは、見ていて気持ちのいいものです。
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定規を当てては、やめる。長女さん、やさしいですね。お疲れさまです。