文房具屋の奥に、30分いた
金曜の帰り、友だちに「ちょっと寄ってかない?」と言われて、小峰社の近くの文房具屋に入った。買うものはない。たぶん相手もない。
店の奥に、やたら種類のあるペンのコーナーがあった。友だちは、試し書き用の紙に同じ線をずっと引いている。なにかの儀式かと思った。自分はというと、0.38ミリの黒を手に取って、「これで書くと、字がうまく見える」と力説していた。ただの錯覚だ。わかっている。
結局、2人とも消しゴムを1個ずつ買った。70円。30分いて、70円。店の人は、たぶん迷惑だったと思う。
帰りはいつもの道を自転車で走った。向かい風で、ちょっと寒い。もう秋だ。夜のラジオまでは、まだ時間がある。消しゴムは、とりあえず筆箱に入れた。期末前に使うかどうかは、あやしい。
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