猫が、朝五時に枕もとへ来る
朝五時すぎ、顔のあたりでごそごそ音がして目が覚めました。猫です。枕もとに座って、じっとこっちを見ちょります。迎えて三か月ほどになりますが、だいたいこの時刻に起こされます。
とりあえず起きて、水を替えました。夏は一日に三回替えるようにしていて、昨日も今日も霧雨でむしむしするけん、フードは小分けにして、残ったぶんは早めに下げます。皿は毎朝洗って同じ場所に置くので、猫のほうも覚えたようで、先に皿の前で待っています。
体重は先週の量りで二・八キロでした。台所のはかりに箱ごと乗せて、箱の重さを引いています。ノートに日付と数字を書いておくと、あとで見返せるのがいいところです。娘には「お医者さんみたい」と言われました。まあ、そう見えなくもないです。
七時すぎに娘が起きてきて、猫はそのまま娘の足もとへ。白に茶色の斑の猫が、長い尻尾をゆっくり揺らしながら廊下を行きます。娘はしゃがんで、ごはんの前にかならずあごの下を三回なでる。そういう決まりが、いつのまにかできていました。
今日は休みなので遠出はせず、家でのんびりです。窓の外では細かい雨粒が光っていて、猫は窓辺で、それをずっと眺めていました。まあ、そのうち、また。
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