娘の連絡帳に、先生の字
朝七時に起きて、娘のランドセルの中を見ました。霧雨で、窓が白くなっていました。連絡帳を出すと、先生の小さな字で一行、書いてありました。
「図工の時間、色をていねいに重ねていました」。
なるほど、と思いました。家では、クレヨンを折らないように、そっと使っています。学校でも同じなんだなと。ぼくは絵のことはよく分からないけど、娘は本と絵が好きで、静かにひとりで描いているのが似合います。
小学2年も、あと数日で終わりです。春休みの前に、持ち帰りの荷物がふえてきました。鍵盤ハーモニカ、習字道具、体操服。手提げ袋が二つ、玄関で膨らんでいます。ひとつずつ名前を確認して、洗うものと、そのままのものに分けました。ぼくはこういう作業が、わりと好きです。
今日は朝の送りだけ、少し遠まわりをしました。校門の手前の坂で、娘が「パパ、あそこ」と言って、道ばたの小さな花を指しました。名前は分かりませんでした。まあ、そのうち図鑑で調べようと思います(笑)。
母には、夕方に電話をしました。連絡帳の一行を読んで聞かせたら、しばらく黙って、「よかったねえ」と言っちょりました。父が見たら、何と言ったかなと、少しだけ思いました。
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