除雪のあとの肩に、湿布を一枚
朝起きたら、窓の外が真っ白でした。昨日から降っていた雪が、夜のあいだにまた積もったようです。金曜日ですが、嘱託をやめてからは、朝の予定がありません。夫と二人で、玄関前から道路までの雪かきをしました。
夫は無口なので、黙々とスコップを動かします。私は、玄関から車の前までを担当しました。雪はしっとり重たくて、持ち上げるたびに腰が「よいしょ」と言います。気温は氷点下でも、三十分もすると、帽子の下が汗ばんできました。
昼になって、右肩がじんわり痛みはじめました。湿布を一枚貼って、お茶を飲んでいたら、夫も黙って自分の肩を差し出してきます。貼ってあげると、「ありがとう」と小さな声でした。二人並んでこたつに入り、湿布のにおいがする居間で、のんびり過ごしました。
外来にいたころ、冬になると、雪かきで腰を痛めた患者さんがたくさん来られました。「無理しないでね」と声をかけていたのに、自分のこととなると、つい張り切ってしまいます。明日は、少しだけ手を抜こうと思います。
窓の外では、まだ雪がちらちら降っています。夕方、もう一度だけ、玄関先をさらっておきます。
コメント
さちこ
はい、声をかけていた側なのに、いざ雪を前にすると張り切ってしまいました。明日は少しだけ手を抜きます。
はい、声をかけていた側なのに、いざ雪を前にすると張り切ってしまいました。明日は少しだけ手を抜きます。
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わかります。患者さんには言えるのに、自分のときはつい頑張っちゃいますよね。先輩のお話、身にしみます。